我が子には英語で苦労をしてほしくないから、
早期英語教育を始める方が最近多いです。0歳から始める子もいます。
逆に、日本語を覚えないうちから始めたら
日本語が大丈夫か心配という方も少なくありません。
英語をはじめるのは?歳から
早ければ早いにこしたことはありません。
これは言語に関して総合的に言えることです。
一般的に言語の臨界期は9歳といわれています。
狼に育てられた少女のように、それ以前に言語のインプットがなければそれ以降にどんなに言語を教えても話せるようにならないという研究結果があります。
こどもの可能性は無限大です。
0歳はどの言語でも聞き取る能力があり、言語の黄金期と呼ばれています。
こどもが日本語を覚えるように、
英語も自然に生活に取り入れて覚えるというやり方があります。
これには賛否両論ありますが、では質問です。
こどもの頃から両親の違う言語を聞いて育ったバイリンガルの方が
<言語が混じって困る>ということを聞いたことがありますか?
私はありません。
むしろ、19歳の時私が英語と第3言語を話し始めたとき、
英語と他の言語が混ざるということがありました。
しかしバイリンガルの方に言語が混ざるかと聞くと、混ざらないといいます。
3か国語聞いて育った方もまた、言語が混ざって困ることがありません。

英語教育の違いが現れる時期
私は1歳から小学生の生徒さんに英語を教えていますが、
英語をいつはじめたかというのは生徒さんが小学生になったときに
違いが出てくるのを感じます。
それ以前の年齢から違いは多少あるのですが、
小学生から英語を始めた生徒と
乳幼児期に英語を始めた生徒で
ははっきり違いを感じられます。
何が違うかというと、聞き取り力です。
それに加えて話す力、次に読む力です。

聞き取り力が大きな違い
乳幼児は英語に抵抗を持つことなく、素直に先生の真似をして英語を覚えます。
そうしていくうちに自然と聞き取り力、会話力が身についていきます。
彼らの吸収力とエネルギーにはいつも驚かされます。
それが小学生になると羞恥心が芽生えます。
先生の言う聞きなれない言葉を真似すること自体が難しくなります。
恥ずかしいというのもありますが、聞き取れないので同じように発音ができない。
だから恥ずかしいという順番です。
大人でもそうですが、聞き取れないことは同じように口に出せないものです。
乳幼児は物事を覚える吸収力が抜群で、日本語をどんどん覚えている最中です。
親が言うことを真似して覚えていきます。
その時期に英語をインプットすれば、自然な英語発音になります。
先生より生徒の方が発音が良いというのはよくあります(笑)
ということで、英語を始めるのは早ければ早いほどいいです。
「英語に興味はあるけどまだ…」
という年中さん、年長さんのママパパ。多いです。
が、せめて6歳までに英語を始めておくとこどもの伸びが違いますよ!
5歳年中さんから始めるだけでも違います。
生徒にもよりますが、この年代の伸びというのは皆本当に素晴らしいです。
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